RalphLauren フラッグニット 「色・形・素材、三拍子揃った2012年モデル」
ラルフローレンは今年で50歳‼︎
RalphLaurenは1967年にスタートしたブランドで、今年で50周年になります。
※ラルフローレンさんが50歳になったのではなく、ブランドが50歳になったんですよ。
チノパンのブログでも触れましたが、今季はそれを記念してラルフローレンの代表作を色々復刻しています!
お店に行くと"ヘリテージ"というテーマでコテコテのラルフローレンらしいアイテムが並んでます。
ヘリテージ="受け継がれる"というような意味らしく、まさに後々のヴィンテージになりうるような物、既になっているものを復刻しているんですね!
これぞアメリカ!これぞラルフローレン!
そんな数ある名品の中の一つ"フラッグセーター"はご存知でしょうか?
アメリカ国旗🇺🇸をど真ん中にビシッと刺繍したセーターです!
真似たデザインもあったりするので、見かけたことはあるかもしれません。
その堂々たる国旗ぶりとくれば、着るだけでアメリカナイズされた気分になりますし、男女どちらが着ても可愛く、どちらのラインでも展開されています。
ラルフローレン=アメリカを代表するブランドですし、そんなブランドがアメリカ国旗のセーターを作るからまた乙なのかなと。
ということで、今回は私が持っているフラッグセーターをご紹介。
2012年製モデルは"形"と"素材"が面白い。
私が所有していているのがこちら。
2012年の秋冬シーズンに出していたモデル。
ベージュっぽい色がベースです。
通常、ネイビーベースで丸首、そこに国旗の刺繍というのが定番ですが、こちらは少し変化球な形ですね。
注目はやはりこのトグル仕様!
ダッフルコートなどによく使われる留め具ですね。
丸首ではなく襟があり、ショールカラーっぽくなれます。
シャツを覗かせたり、表情をつけるには凄く良いのかと。
また素材も面白く、品質タグを見ると
麻 48%
綿 40%
シルク 12%
で作られています。
個人的にウールのセーターが苦手で、コットンベースの方がザックリした風合いと扱いやすさが好みです。
こちらはさらにリネンとシルクが配合されることで、風合いとツヤが増してます!
この素材のミックス感も面白いポイントかと。
裾とリブ。
ややしぼりが効いています。
こちらは使っていくうちに少しずつ弱くなってきてるかな…
国旗の刺繍へのコダワリ。
色々ディテールについて書きましたが、このセーターの1番の見せ所はやはり国旗部分!
注目するとやはりラルフローレンのこだわりが見て取れます。
右上や下段あたりを見ると…
少しほつれたような感じというか、刺繍が粗い感じがわかるでしょうか??
これは製品不良や経年変化ではなく、あえてやっているディテールの1つ!
ハンドニット感、手編み感を出すためにわざと綺麗に刺繍しすぎず作っているようです。
私はラルフローレンのこういう遊びが好きでして、わざと見せる"隙"といいますか。
売っている時が1番良い状態ではなく、使い込んだり、その後も愛着が持てるような作り、ひいてはそれが後にヴィンテージとして価値が出るようなモノづくりには感服します。
ちなみに国旗右下のRL'67は、1967年スタートの証ですね。
ちょうど50年。
タグのアップ。
こちらもチノパンのブログで触れたいまや旧タグですね。
Made in Chaina は残念ですが、仕方ない…
2017年モデルはどんな仕様?
では、今年復刻したモデルはといいますと。
私が店頭で確認した所、
形:丸首
色:ネイビー
素材:コットン100%
生産国:アメリカ←!!
でした。
なんとアメリカ製!Made in USAなのです!
さすが50周年の復刻!
コダワリが凄い。
アメリカブランドが作るアメリカ製のアメリカ国旗セーター。
たまりませんね!
今回紹介したモデルと比べると、よりコットンならではよ肉厚感が強く、国旗刺繍もよりハッキリした印象でした。
写真はないので、気になる方はお店へ足を運びましょう!
早くセーター本番のシーズンが来て、秋スタイルを楽しみたいですね。
買物はつづく。