POLO 2タックチノ「ポニーの刺繍入り。今季復刻してるってよ。」

 

チノパンて難しいですよね。

品良く見せてくれるかと思いきや、手のひらを返して野暮ったくしてくれたりもします。

 

ベージュのチノは定番だけどベージュ1つとっても沢山あるし、形もスリムなのから極太な軍パンみたいなのまで。

 

どれがカッコいいのか。

 

これは人それぞれ違うと思います。

 

とにかく色々なブランドやシルエット、生地感を試して失敗を繰り返し、自分に合うものに出会うしかない…!

 

タック入りは絶滅危惧種なのか

 

今回紹介するのはラルフローレンの"タック入り"のチノです。

 

タックとは、生地がつまんであってパンツのウエスト周りに段差みたいになってるやつ。

 

 

これはタックが2箇所入るのでツータック。

 

正直、いまやタック入りは絶滅危惧種的な存在になっている気がします。

 

チノはもちろん、スリム化の流れに抗えず、スラックスなども普通に売っているものに関してはほとんどノータック。

 

ラルフローレンに関しても、現在既製品は全てノータック。

 

パターンオーダーだとタック入りが選べたりしますが。

 

もちろんノータック、スマートでカッコいいんだけど。

 

 

タック入り=古い、野暮ったい、おじさん

 

みたいなイメージが多そうですが、

細身のピッタリには飽き飽きして、ここでまたタック入りを!という方も多いのでは。

 

あえて野暮ったく、ダサい感じが妙に洋服変態心をくすぐるんですよ!

 

私も、そんな気分で古着屋さんで発掘したのがこのラルフローレンのチノパンです。

 

 

タグ。

年代はそんなに古くなさそうだけど、ネイビーに銀文字の現行とは違うタグ。

 

親しみのあるタグですが、これももはや旧タグ扱いです。

 

 

ちなみに現行タグはこんなの。

ちょっとラグジュアリーになった感じ。

 

チノパンに戻って、

やはりタック入りだけあって、もものあたりなんかは太めです。

 

ただ、そこから程よくテーパード(裾にかけて細くなる)していて裾幅は20センチ程度。

 

太いパンツのくくりの中ではスッキリめな方ですね。

 

 

私のインスタより。

履くと裾のあたりはこんな感じ。

 

ポニー刺繍の魅力

 

で、このチノのラルフらしいポイントは!

 

 

バックポケットの横にさりげなくあしらわれるポニーマーク。

 

ポロシャツやオックスフォードシャツでお馴染みの刺繍ですね!

 

実はこの刺繍、現行のチノには無いんです。

 

なので、これも昔の太いやつならではの魅力!

 

 

…と思っていたら、今季の秋冬で出るチノにこの刺繍が復活してます。

 

ラルフローレンが今年でブランド50周年ということで、色々復刻してる中の一つとのことで。

 

ただフィットはスリムフィットという細いモデルに刺繍されてますよ。

 

ブランドを象徴するマークですし、何だかんだこの刺繍があると嬉しいんですよね。

 

気になる方はお店の方へ。

 

僕の履いてるやつが気になる方は、頑張って古着屋をハシゴしましょう!

 

 

これもインスタより。

刺繍見せつけて、前回のブログで紹介したようにバンダナをポケットに忍ばせれば良い感じだぞ!!

 

 

ダサいのか、カッコいいのか

 

チノパンはもともと軍モノ。

デニムと同じ綾織で丈夫だし、もともと作業着なわけだから、太いのをガシガシ履いて、ガンガン洗って風合い出すのも良し!

 

 

ただし、やはり見方によっては普通に野暮ったいので、万人にはウケないこと間違いなし!

普通でいいよっていう方は、細いやつの方が絶対ウケはいいはずです…

 

 

お盆の帰省中に履いたら、「おれらの時代の形だな」って父親に言われますし。

 

 

でもこれ履いてシャツ+セーターでウディアレンみたいにクラシックで固めたコーディネートをしたら、1日で3人くらいに褒められて嬉しかったです!

 

ただし、褒めてくれた人達がRRLの人なので、イレギュラーなケースなのは分かってます…

 

 

褒められたので、調子に乗って他の色も探そうかと思ってます。

 

 

 

買い物はつづく。